広島県神石高原町とは

みなさんこんにちは。

ガンディー@元エクアドルのコーヒー農園です。

 

前回のブログで、広島の山奥に引っ越したとお伝えしていたと思います。

どんなところか気になっている人もいると思うので、今回は私が住む「神石高原町」について紹介したいと思います。

 

前提:

同じ場所でも、その人の所属やスタンス、性質によって感じ方が変わります。あくまで私の感じ方を書いていますのでそのあたり念頭においてください。

また、同じ人でも、その地域に住んだ時間によって、知り合う人や環境、感じ方が変わってきます。今回は、住み始めてから3ヵ月間での感想を書いています。

統計などのデータに戻づいているというよりは、私の主観的な観測による偏見で書いています。なので、客観的事実については是非ご自身で調べてみてください。

 

引っ越す前のイメージとのギャップ:

僕の友人で地方移住している人たちは、だいたい離島に住んでいる(いた)ので、僕の中の田舎のイメージは島でした。

しかし、本土の田舎と島は全く別物であることが分かりました。田舎生活にあこがれて移住する人は要注意です。

この記事の要約

神石高原町暮らしのメリット

・ドローンが飛ばせる

・楽器を気にせずに弾ける

・疫病感染リスクが非常に低い

・めちゃくちゃ健康になる

 

神石高原町暮らしのデメリット

・夜は引きこもるしかない

・車運転のリスクを背負う

・物価が高い

・お酒を飲めない

1.広島県神石高原町とは

神石高原町は、広島第二の大都市福山から北へ車で1時間のところにある、人口8000人程度の町です。そして、複数の町村が合併してできた町ということもあり、人口は分散されてしまっています。それもあってか、8000人規模の町にしては寂れた印象を受けます。

名産品は神石牛、こんにゃく、トマトなど。農業従事者が多いイメージです。

というより、際立った観光名所がなく、農業以外をやるには少し厳しい土地かな、という印象です。

人はとてもシャイで、散歩中に見つけた人に挨拶をすると、大抵ビックリされます。

知らない人にあまり関わらないスタイルはとても日本ぽい。ただ、一度会話になるととても人懐っこく会話してくれるので、こちらの立ち振る舞い次第なところはありそう。

 

2. 神石高原町までのアクセス

神石高原町 位置

 

神石高原町集落

 

電車はありません。バスも幹線道路沿いに一日3本程度走ってるだけです。

また、広大な面積を持つ町内の移動ができる公共交通機関はありません。一応、役場が運営している巡回バスはあるようですが、予約が必要だったりして、使い方がよく分かりません。

公共交通機関の整備具合でいえば、限界集落です。エクアドルで僕が住んでいたサンプラシド村の方がまだ便利でした。

一方、車があれば1時間で福山まで行けるので、日常生活に不便はありません。

このあたりが、不便な割に不便な暮らしを経験する機会が少ない、なんとも中途半端な立ち位置になっています。

 

3. 気候

標高が600mくらいあるので、寒冷な気候です。東北の豪雪地帯に比べればかわいいものですが、冬は雪が積もる日もあります。一方、春からはとても気持ちが良いです。このあたりは花を植える家庭が多く、一日ごとに色んな種類の花がかわるがわる咲き乱れます。非常に気分が良いです。夏は経験していないので知りません。

神石高原町

色んな花が咲きます

4. 観光名所

際立った観光名所はありませんが、景色がきれいなスポットは沢山あります。

中国山脈は500~700mの低い山しかないので、360度山脈しか見えないスポットがあります。個人的には結構好き。

 

豊松紙ヒコーキタワー

日本で唯一、紙飛行機を飛ばすために作られたタワー。ここ、意外と楽しいです。

とよまつ紙ヒコーキタワー とよまつ紙ヒコーキタワー

とよまつ紙ヒコーキタワー

紙ヒコーキタワーからの眺め。大山も見えます。

 

仙養ヶ原

中国山脈が見渡せる名勝。僕が住んでいた集落も見渡せます。

神石高原町近田

弥高山

岡山県高梁市にある絶景スポット。神石高原町から自転車で行けます。

弥高山 ドローン

田辺ファーム

景色以外にも、ツテがあれば産業現場の見学もできます。

有機農業を精力的に行っています。ものすごく勉強になる。

この農園の主の田辺さんは、エクアドルのバナナ農家の田辺さんと親戚という噂もあります。

 

浄酎醸造所

神石高原町役場がある小畠集落の中心部にある醸造所。日本酒を材料にして作る浄酎という一風変わった蒸留酒を作っているようです。若い人たちが熱意を持って立ち上げており、可能性しか感じない。

 

5. 人々の交流

都市部に住んでいると、地域のコミュニティに属するには地域密着型の飲み屋さんに行くのが最短ルートですが、神石高原町ではなかなか難しいです。

各集落が離れているため、人との交流は車で移動することが前提となり、お酒が飲めません。

そのため、外部から移住した人が地域社会に溶け込むのは至難の業です。知り合いを作ることが非常に難しい。移住者自身が創意工夫をしないと「ただそこにいるだけ」になります。逆に、誰にも関わらず生活ができる、ということがメリットになったりはするのですが。。

地域のコミュニティと繋がりたい人は、是非公衆温泉に行ってみてください。居酒屋での交流の代わりに、お風呂が地域交流の場になっていたりします。これは、住んでみないと分からない発見でした。

 

6. 物価

田舎暮らしのメリットとして、物価が安いことを言う人がいます。

しかし、これは嘘です。

 

安いのは家賃だけで、その他の物の物価は高いです。

物流コストを軽視してはいけません。規模の経済って結構インパクトがあって、人口密集地帯の方が物流コストが下げられます。

 

なお、家賃が安いと言っても、ワンルームはほとんど存在せず、ファミリー向けの家を借りることになります。そうすると、安くても月4万円はかかり、これに高熱費1万円+カーリース2万円を足すと7万円になります。さらにガソリン代を合わせると月+1万円、合計8万円を月々強制的に払う必要がでてきます。

 

8万円あったら余裕で都心のシェアハウスに住めますね。

ただ、家族で移住するならだいぶ安くはなると思います。

神石高原町スーパー

町の中心部にあるスーパー。高いし、品ぞろえも多くない。

7. 日常生活

田舎暮らしは、太陽とともに生活するのが基本になります。夜は街灯もなく、野生動物が徘徊しているので、外出はキケンです。

朝日と共に散歩し、日が暮れたらすぐに寝るというのがモデルケースです。めちゃくちゃ健康になります。

ただ、冬は寒いので日中であっても誰も家から出てきません。耐えるしかない。

神石高原町

朝の散歩コースからの眺め

8. ドローンの町

神石高原町では、ドローンを飛ばせる町として売り出し中で、ドローン教室があったり、ドローンを持っている地域住民がいたりします。

日本の都心部では絶対に飛ばせないので、ドローン操縦の練習や、撮影をしに来るもの良いかもしれません。

このあたり、もっとアピールして全国のドローン愛好家たちに知ってもらいたいです。

神石高原町 ドローン

朝日を浴びる近田集落。Mavic Proで撮影

まとめ

長々と書いてしまいましたが、以上が忖度無しの神石高原町の印象です。

ネガティブな面も書いてしまいましたが、総じて僕は住んで良かったな、と思っています。良い土地だと感じるためには、移住者自身の態度や工夫も試されると思います。

東京に飽きた人で、特に移住先候補も決まっていない人は、是非一度住んでみてください。

 

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