青年海外協力隊帰国後の就職活動について

みなさんこんにちは。

Gandhi@元エクアドルのコーヒー農園です。

前回のブログで、色んな生き方をしている友人たちやその職業を紹介してきました。

友人から学んだ実際に存在する人生の選択肢8選。

その中で最もマジョリティとなっているのが企業での仕事でした。

JICAボランティアに飛び出したひとたちが、そんな日本社会の優勢派になる(戻る)ためには、どんな現実が待ち受けているのでしょうか?

僕は日本社会へ馴染むためのリハビリを始めて3ヵ月がたち、ようやく、日本人らしさが戻ってきました。

この間に、一つの選択肢として、企業への就職活動もしていました。
その過程で、色々と思う事があったのでまとめます。

最初に結論を言ってしまうと、青年海外協力隊帰国後の就職活動は一般企業からの転職とは全く別物だと考えておいた方がよいでしょう。

※今回は、僕が感じた退職参加した場合の就職活動の現状についてまとめました。

1.協力隊参加はキャリアの分断

青年海外協力隊の同期隊員や、エクアドル隊員の仲間たちを見ていると、「協力隊員は仕事ができる」というイメージを持っている人が多いです。

確かに、行動力や突破力、語学力はピカイチでしょう。

しかし、いざ日本社会に戻ってみると、日本で求められる「仕事の能力」とは違う事に気付かされます。

日本で求められる能力は、空気を読むことです。

少ない情報で相手の意図を察して、察し切れない分は綺麗に質問して、求められた作業をスピーディにこなす。これが仕事ができることとしてみなされています。

協力隊参加者は、普通のキャリアからわざわざ外れているため、夢見がちで空気が読めないと思われがちです。

ほとんどの企業が、ボランティア経験を業務実績として認めてはくれません。

また、転職エージェントからは、2回以上の転職経験はフィルターで落とす企業が多いと明言されました。協力隊でなくても、日系大手を狙うなら転職回数は少ない方が無難らしいです。

その意味で、現職参加(企業を休職して青年海外協力隊に参加する制度)はものすごくメリットがあると思います。この差は非常に大きい。

2.二極化する求人

一方で、比較的規模の小さい会社や、これから色々なことに挑戦しようとする企業の中には、強烈に協力隊員を必要としているところもあります。

飲み会に誘っていただき、仕事をしてくれないかと頼んでくれる企業も複数ありました。

こういった企業と、日本の典型的な企業では、協力隊OVの求職者に対する対応が180度違います。

3.協力隊を求める企業とはどう出会うか?

はっきり言って、転職サイト経由の普通の転職方法で協力隊を求める企業と出逢うのは至難の業です。

転職エージェントも協力隊経験者の扱いに慣れておらず、話も噛み合いにくいです。

では、どうやって就職先を見つけるのが良いのでしょうか。

僕は、JICAが帰国隊員向けに開催してくれる企業交流会が最も効率が良いと思っています。JICA本部でもありますし、地方によっては地方支部でも開催してくれます。

正直、参加するまでは聞いたことも無い会社名ばかりがリストに並び、参加するモチベーションは低かったのですが、そこで目を付けてもらった企業さんから熱烈なアプローチを頂たいたり、よくよく話を聞くと魅力的な仕事内容だったりしました。

その他、様々な公的・私的交流会に顔を出すのも良いでしょう。

協力隊経験者はニッチなスキルセットを持っているので、需要とマッチした瞬間に仕事の誘いが来ます。

4. でもやっぱり、自分がどうありたいか

それでも最後は、自分次第だと思います。

前回のブログでも紹介した通り、日本人には多種多様で“現実的な”生き方があります。

大企業の看板を背負って働くのがカッコイイと思えば、チャレンジしてもいいですし、そもそも企業で働きたくないけどマジョリティでいたいと思えば公務員という選択もあります。はたまた起業しても良いです。海外に行って何かをしてもいいかもしれません。

退職して青年海外協力隊に参加する勇気があれば、何でもチャレンジできるはずです。

むしろ、チャレンジ以外の選択肢が残りません。

現役隊員ないしはこれから協力隊参加を考えている人は、帰国後の自分がどうありたいかじっくり考えてみてください。

僕のこれからについては、またの機会に報告させていただきます。

 

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