エクアドルコーヒー農園でのJICAボランティア青年海外協力隊活動まとめ

Gandhi(ガンディー)@南米エクアドルのコーヒー農園です。

帰国して1週間が経ち、いわゆる逆カルチャーショックを真正面から受けております。

中国から帰国した時よりも強く感じるのは、2年という時の長さと、日本社会からより断絶された環境にいたからでしょう。

まだしばらくは、日本社会に順応するのに時間がかかりそうです。

職探しはボチボチやっていきます。

さて、リハビリがてら、ブログでも書きます。

今回は、2年間の活動のまとめをしたいと思います。今後、仕事を探すうえで頭の中を整理しておいた方がいいだろうし。

1.目に見えて出た結果

自分自身や同僚の変化とか、住民感情とか、文化相互理解とか、内面的で目に見えにくいことって協力隊にとってはめちゃくちゃ大事です。

ただ、他の人から見たらリアリティがつかみにくいし、正直現地にいないと分からない肌感でもあります。

ということで、まずは分かりやすい結果からまとめたいと思います。

 

1.空港に物産店を作りました。

2.パッケージ作成に協力しました

3.製品の特長をまとめたうえで営業研修を行い、販売開始までこぎつけました

4.FacebookでFan Pageを作りました

5.日本人のべ50名ほど任地に呼びました

6.各地でセールストーク研修をやりました

7.ドローンとケーナ演奏でプロモーション動画作りました

8.コーヒーゼリーを普及しました

9.一村一品運動の機運を高めました

 

1.空港に物産店を作りました。

一番成果らしい成果と言えばこれ。

活動の詳しい状況については、過去ブログを参考にしてください。

空港に物産店を作った話

 

これにより、販売コストほぼゼロで月に約$340(約38K円)の売上が得られるようになりました。月$200しか稼げない農家の人で構成される組合にとって、大きな金額です。

マンタ空港は月に推定1万人の富裕層が利用している(そんなところマナビ県内には他に無い)ので、マーケティング効果も絶大です。

ついでに、コーヒー以外の特産物の生産者たちにも恩恵が与えられました。

活動の最終日、マンタ空港から飛び立つ際に、おばちゃんの計らいで送別会のために飛行機の離陸を10分遅らせてもらいました笑

 

2.パッケージ作成に協力しました

パッケージを作成する際に、セールスポイントをまとめて簡潔に記載しました。

この過程で、組合として何をお客さんに訴求したいのかが整理できて、今後の営業活動の基礎ができました。

パッケージデザイン

3.製品の特長をまとめたうえで営業研修を行い、販売開始までこぎつけました

エクアドルで1年かけて勉強したコーヒー業界の基礎知識と、マナビコーヒーの特徴や位置づけ、さらにパッケージ作成の時に整理した組合としての訴求ポイントをまとめて、営業資料作りました。

これで販売時のセールストークには困らないはず。

 

4.FacebookでFan Pageを作りました

Fan pageはあったものの、ほぼ更新されていなかったので更新を始めました。

投稿はコンスタントに800pvくらい。調子がいいと2000pvを超えるくらい。

大した効果ではありませんが、「小さなことからまずはやってみる」という哲学を実践できました。

https://www.facebook.com/ceprocafe/

5.日本人のべ50名ほどをコーヒー農園に招聘しました

日本からはあまり評価されなそうですが、実は現地で一番評価してもらえたのがこれ。

協力隊の仲間や、日本の友人、はたまたブログを見てくれたバックパッカーなど、2つの任地にのべ50名ほど遊びに来てくれました。

おかげで、県知事に観光資源としてみなしてもらえるようになり、県のプロジェクトとして今後コーヒー農園ツアーを支援してもらえるみたいです。

実際、行くと楽しいので是非遊びに行ってみて下さい。

 

6.各地でセールストーク研修をやりました

企業で営業経験のある他の協力隊仲間たちと、生産者の販売力強化のためにセールストーク研修を行いました。

メジャーな競合商品と特徴を比べ、自製品の強みを洗いだし、セールストークに組み込むというワークショップです。

フェリア(物産展)での販売向上に寄与できました。

 

7.ドローンとケーナ演奏でプロモーション動画作りました

前職で関わってたドローン、そしてエクアドルにきて始めたケーナ、少しだけ活動に役立てました。

下手な演奏、下手な映像ですみませんが下にリンクを貼っておきます。

それでも、任地の人々には喜んでもらえました。

 

8.コーヒーゼリーを普及しました

ラスト1ヵ月の活動で、コーヒーゼリー普及活動を始めました。

エクアドルではコーヒーゼリーは一般的ではなく、コーヒーゼリーを作ってみたら面白いかな、と思い始めました。

コーヒーの使用用途が増えれば豆の消費量自体も増えるわけで、農家の収益向上につながるわけなんです。

結果、結構ウケが良く、近所にいた他隊員が今後も継続して普及活動を続けて行ってくれるそうです。

 

9.一村一品運動の機運を高めました

2年間を締めくくる最後の活動として、第二の任地Noboaにてワークショップを行いました。

青年海外協力隊には、「部会」という仕組みがあり、同国へ派遣された隊員のうち、活動内容が近い人どうして会を作り、JICAの費用で活動が行えるという制度があります。

完全アウェーの任地では、一人で何かをやり遂げるのは至難の業です。

そこで去年、僕たちも部会の制度を利用してコミュニティ開発隊員と観光隊員にて「地域振興部会」を発足させました。

その部会の活動の一つとして、僕の任地で最後のワークショップをやることにしました。

挑戦するテーマは、一村一品運動。

ちょうど、2月に地域振興部会員向けにJICAの研修があり、コロンビアでの一村一品運動について学びました。

常日頃からエクアドルの人たちに、「研修を受けたあとは実践するのが大切」と言い続けている身、受けた研修は行動に変えなければいけません。

そこで、部会の活動として一村一品の普及活動をしようということになりました。

しかし、これが難しかった。

一村一品運動って「一つ商品を決めて、それを軸に地域おこしをしていく」というイメージですが、それをどう進めていくのかがすごく曖昧でした。

一応、JICAがコロンビアと作成した運動の進め方みたいな教科書はあって、体系だった活動ができるようになっているはずなんですが、教科書の書いてあることが分かりにくい。(スペイン語だし。。)

2月の研修の受講者の中でも理解の食い違いがあって、ワークショップの内容をまとめるのがとても大変でした。

でも強引にやってみました。

結果的に、あまり綺麗なワークショップはできませんでしたが、各関係者の多大なる協力のもと、なんとか実現させることができました。

とやかく言わず、「とりあえずやってみる」スタンスを地域の人達に示せたのは良かったかな。課題は多いですが、今後、一村一品運動を起こすための土壌起こしはできたかな、と思っています。

とりあえず、公式な場でマナビ県知事の口から、「今後も一村一品運動は続ける」と言ってもらえました。

 

まとめ

2年間の活動って文字にするとあっけない。

それでも、与えられた環境でしっかりやれた方だとは思っています。自分一人では何もできない無力さを感じるのと同時に、どんな環境でも人を巻き込んで色んなプロジェクトを進められることは自信になりました。

目に見えた結果に表れない成果については、またの機会にまとめます。

乞うご期待。

職を探さねば。。

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